葛藤

2003.12.27

27日に仕事の後に深夜から三浦半島へ釣行。
今年最後の釣りは産卵場所の三浦半島ということだけど、寒さが耐えられるかどうかがまず問題だ。

最初のポイントの馬堀海岸に着くと沖からの風が強くかなり危険だ。
海も大荒れで車の中で仮眠することに。

仕事の後だし、運転してきて疲れたので狭くても眠れるのだ。
朝方風が治まり少し釣りをするも反応なしでやはり寒い。

そこで三浦半島の裏側の葉山にある長者ヶ崎に移動。
ここはメディアに出ていたポイントで、釣りと言うより海水浴場だ。


葉山の町並み


夏だったら、飛び込みたいけど

水がきれいで富士山が見える。
近くに天皇陛下の御用邸などがあり、この辺の葉山周辺は実に美しいところだ。
こんなところでつれたら最高だな、と少し気合が入る。

明るいうちはイソメでフグしか釣れない。
やはり寒さも関係有るのかと思いつつ良く見ると海の中を泳いでいる人たちが居る(!)
いくら水がきれいでも寒中水泳をやるなんて無謀だよな、夏なら最高だろうけど。

暗くなりいよいよメインのスズキ釣り。
ポイントは広いのだけどとりあえず岩場が沈んでる場所で投げる。


富士山が良く見える

満潮近くなり風が強くなる。明かりが月明かりしかないので少し暗い。
湾奥と違いかなりやりづらいと思っていたらゴン!と久々の当たりの感触に驚く。

足元までは寄せられたのだが、そこから足下に魚が突っ込む。
かなり重い引きだ!
深く潜り岩場でラインブレイクしないように魚を水面まで引き上げると、いきなりエラ洗いし痛恨のバラシ!
せっかく網まで用意してたのに。

その後続けるも反応無くなり、かなり寒くなりジエンド。
仲間等は全然あたりも無かったとのこと。
あの魚とっていればなぁと、かなり悔しい。
本当に悔しい!
でかい魚ばらした後はずっとそのバラシた場面が頭を回る。
特に遠くに遠征に行ったときはなおさらだ。

帰際、メディアで紹介されたのが影響したのか、数名のアングラーがこれからウェーディングをする準備をしている。
こんなに寒くなってきたのにタフな奴だと、人事のように思ってしまう。
みんなスズキという魚に魅了されてしまっているのだ。

東京に着き、仲間のウチで釣り番組のVTRを見る。
ボートでの80、90センチアップのスズキは竿が折れんばかりに良く引いている。ある意味すごい。
自分達は陸からこのようなビッグシーバスを狙っているのだと思うと、
モチベーションがあがると同時に本当に、こんなの釣り上げられるのかと思ってしまう。

まあ、1年前はスズキの当たりすらも知らなかった自分達にとっては少しは進歩しているのだろうか。

それにこのスズキ釣りをしていなければ自然の素晴らしさ、魚のたくましさ、
釣り上げたときの達成感、魚をばらしたときの悔しさなど。
それをすべて味わえなかっただろう。

本当は最後に魚を釣り上げて締めたかったのだけど自然が相手だ、自然はそんなに甘くないのだ。
たかが釣り、されど釣りなのだ。

また来年もその自然を相手に葛藤するのだろうな…

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