ニューウェポン

2006.3.8

春風が気持ちの良い昼下がり、区役所へ行き、その後に釣具屋へと行く。
年初めの釣行で竿を折ってしまい、新しいものを調達する為だ。

『シーホーク』は気に入っていたので折れてしまったのは残念だが、ボロボロになっていたし新しいものをと思っていたのだ。
次の竿は、Daiwaの『モアザン』か、新しく出た『ラテオ』にしようと迷っていた。

フラッグシップの『モアザン』は、まるで繋ぎ目を感じさせないほどの感覚であったが、結局『ラテオ』を選んだ。
折れてしまった竿と同スペックで、値段も安いからね。その辺りは、さすがDaiwaである。

早速、このニューウェポンを引っさげて、荒川の河口へと出撃した。
潮周りからいって釣れる自信は無いのだが、新しい竿のテストを兼ねての釣行だ。


なんだか、霧が立ち込めているみたいだ

新しい竿の感覚は、前の竿に比べグリップが短いので、キャストした時の左手やリトリーブ時の左脇に少し違和感を感じる。
後はあまり変わらないと思う。

海は、潮が引ききっている。
なるほど、引いていると所々に満潮時では見えない、ストラクチャーや障害物があるのがわかる。
もちろん陸っぱりからでは潮が引いてしまうと難しい。

シンキングを使うと、そういったストラクチャーにルアーが引っかかってしまう。
しかし、そういった所に魚が着いているのだ。

案の定、ストラクチャー周りでヒット!
結構でかそうな奴だ!グイグイとラインを引っぱていく。
僕はストラクチャーにラインが絡まれない様、竿を立ててポンピングで魚を寄せようとしたが、見事フックアウトしてしまった。

終いにはルアーをストラクチャーに引っ掛けてしまう有様だ。
悔しい想いで、ノットを結びなおしていると、東よりから風が吹いてきた。
それで、海面がざわついて来た。

チャンスだ!

と、悔しさ紛れに自分に言い聞かせる。
沖からの風がさらに強くなり、波が立ち、濁りが出ていたので、ルアーを大きなものに替えた。

風にルアーをシンクロさせるようにキャストする。
海は次第に荒れてきた。

ちょっと荒れすぎかな?と思っていたら、ズン!と竿が重くなった。

来た!

引きからして、大きな魚なのは確かだった。
暗くなっていたので、すかさずヘッドライトを点ける。
『ラテオ』が気持ちよく曲がる。

ランディング時に少してこずるが、無事に魚をキャッチする。
持ち上げると、網の柄が曲がるほど重い。

よし!獲ったぞ!!
僕は暗くなりかけた空の下でガッツポーズをした。


でかい口だ。ルアーはショアラインシャイナーの14センチ。

それにしても、新しい竿での最初の1尾目がコイツとは、何とも縁起が良い。

メジャーで測ると77センチあった。


この重さがたまらないんだよ

スズキは大した生き物だ。
スズキだけではなく、暗くなりかけた空を編隊を組んで飛ぶ海鳥もだ。

僕は、老漁夫サンチャゴの様に思ってしまうのであった。

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