夏の夢

2006.8.12

 

深夜から、我らチームキングフィッシャーは、湘南に車を走らせた。
僕自身今年2回目のシイラ釣りだ。
前回は不意な船酔いに釣りどころではなかったので、今回は酔い止め薬を握り締めていた。
釣り人が、船酔いなんてと思ってしまうが、コレばかりは仕方が無い。

なので、乗船する時は、大丈夫かなあと少し緊張していたが、相模湾は全くの凪状態であった。
船は、スムーズに沖に出て行く。
天気はスカッとした夏の空に期待したのだが、あいにく曇り空だ。

沖に出てすぐさま、小さな群れに当る。
小さなシイラがヒットしたが、途中でフックアウト。
仲間等もヒットしていた。

シイラ釣りは、浮遊物や鳥山を探し、ポイントを転々と船で移動していくラン&ガンスタイル。
海面に見えるシイラを見つけるか、シイラがいそうな場所を探しながら船は湾内を彷徨う。

今年、シイラ絶好調の仲間にでか物がヒット!
魚が釣れていると、周りの人は竿を上げなくてはならない。


メーターオーバーの雄シイラ

トップでポッパーやらペンシルを引いていると、下からモワっと水面が盛り上がったり、結構魚はルアーに興味を示し追いかけてくる。
しかし、これがなかなかルアーを食わせることが出来ない。
それでも興奮してしまう。その辺はサイトフィッシングだ。

まあ、なかなか魚はヒットしないので、ああ早くヒットしないかなと思っていると、ガグン!と竿先重くなった。

来たぁ!
お、重い!


凄い引きだ。疲れるなあ。

やっと魚がヒットしたが、ラインは出されるはでなかなか魚を寄せられない。
重たくなったハンドルを回す。
シイラは容赦なく、水中を暴れまくる。
シーバス釣りとはまったく別物の釣りだ。
汗が次から次へと出てくる。息も切れてきて、まさに魚との格闘だ。

何とかこらえたが、ブチっとラインの切れる音がした。
ヤバイ、ダブルラインの一本が切れたのだろうか?まだテンションがある。
ブチ!あ...

魚はラインを切っていった。
僕は息を切らし腰を下ろした。
クソ!

ラインを見ると全体的にザラザラと傷が入っていた。
魚が獲れなかったのは、完全に腕のせいだが、次回はちゃんとした自分のタックルを用意しようと思った。

それでも何とか小さいのは一本獲れた。


小さいけど釣れると嬉しい

この釣りは、関東では夏限定だ。
メーターオーバーは、また次回の目標としておこう。

さてさて、午後になり疲れきった僕らは、帰り道に茅ヶ崎にある開高健記念館によることにした。
記念館とは言うものの、開高健の生家なので、海岸沿いの普通の住宅街にあった。


向こう側はすぐ海で、サーファーがたまに自転車で通っていく

記念館はラチエン通りにあり、海に近くなかなか良いところだった。
中にはいるや否や、土砂降りの雨と雷が近くで鳴り出した。

旅好きの開高健は、目と鼻の先に海があるのに、シイラなんぞには目を向けず、モンゴルやアマゾンに心があったのだろう。
「自分を 追い求めるために旅をしたんだ」

僕も旅に出て、キングやイトウを釣りたい。
釣りは「夢」なのだ。
多くの人は、その「夢」を釣っているのだ。
だから、夢には終わりが無い。

記念館を出た時に雷のせいか、記念館の電気が停電した。
先生さようなら、また来ます。無料だから。

お盆休みで帰りの道も渋滞していた。
やっと東京に着いて、ちょっと湾奥でも見ても入るか?ということになった。
疲れたなら早く家に帰るのだが、それが釣りバカである。

満潮の運河で、トップでチョコチョコうやると、反応がある。
仲間はシイラロッドで、トップでヒットさせた。

僕は活性が上がっているから、1投目の抜き上げで水柱が立ち、2投目でヒットさせた。

仲良くアベレージを1本づつ上げて、やっと帰宅。

ウチに帰り、もらってきたシイラの切り身を調理する。
皮を剥ぐのが大変だったが、それを油で揚げるとなかなかうまそうだった。

フィレオサンドにして食べてみた。
普通にうまかった。


シイラサンド

 

食べたら睡魔が襲ってきて、夢の中に落ちていった。
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