上流を目指す

2009.8.5

 

たまに長野に行っているせいか、DS氏はトラウトにはまっているらしい。
長野とまではいかないが、山梨辺りでも綺麗な川があるので、ちょっくらやってみるかと山梨に繰り出した。

エリアフィッシングならともかく、ネイティブの魚なんて正直釣れるのだろうか?と懸念していたが、まあ本気で釣ろうなどと思ってはいけない。
なにせチームキングフィッシャーの心構えは、結果云々より楽しむ事にあるのだ。

山道を走り、標高800メーターくらいの場所で車を止める。
そこでウェーダーに履き替え、崖を降りていくと、マイナスイオンが漂う渓流がある。
周りの木々は、太陽の光を浴び、沢山の葉を生い茂らせている。
ザザーと流れの速い川に立ち込み、釣りながら川を遡上していく。


鹿や熊でも出そうな感じだ

ウェーダーから感じられる水温は非常に冷たく、そして非常に透き通っている。
ルアーを上流に流すと、流れの速い所ではあっという間に下流に流されていく。
リールのハンドルは、かなり早く巻かなければいけない。

DS氏の容姿とタックルは、ちゃんとしたトラウトタックルだが、僕はシーバスの延長上みたいな格好で、しかもロッドもエリア仕様。
それで、軽いスプーンを投げていたのだが、魚影すら見えなかった。


グリーンシャワーだ

魚影は見えないのだが(小さい稚魚は泳いでいたが)、こういった釣りは初めてなので、実に楽しい。
流れの速い場所や、蜘蛛の巣や、木の枝などの障害物をかわし、さらに上流へと登っていく。
(その場所でルアーを3投位したら即移動のラン&ガンスタイルだ)

しかも川幅が狭い場所など、ロッドはアンダースローで投げ、確実にルアーをキャストしなきゃならない。
キャスティングコントロールが必要とされる。

そして最初の大場所。
遠投して、滝つぼの手前にルアーを落とす。
DS氏のアブのロッドが弧を描いた。


イワナ

待ちに待った最初の魚はイワナだった。
初めてのポイントで疑心暗鬼だったものが確信に変わった。
それで僕は、大体魚の出方も少しは理解できた。
次は自分の番だ。釣らせてもらうよ。

と、意気込んだのはいいが、これが中々バイトも得られない。
DS氏はチェイスが何度かあるみたいだけど、僕はよく分からない。
そこで5センチくらいのトラウト用ミノーを貸してもらった。
(やはりスプーンとはアピール度が違うみたいだ)

釣り開始から3時間が経ち、さすがにこの辺で釣らなくちゃモチベーション下がるなと不安になる。
そういった焦りから積極的に打つこと数投、やっと魚がルアーに喰らい付いてくれた。
ウネウネと銀色に光る魚体が、ロッドの先に見える。
無我夢中でラインを巻き取っていく。


ヤマメ

これは僥倖で、20センチのヤマメだった。
釣りの神様は、僕を見捨ててなかったのだ。
(釣りの神様ってやっぱりエビス様かね)


ダイワのドクターミノーというヤツ

これほどのロケーションで、こんな綺麗な魚に出会えるなんて、何と素晴らしいのだろうか。
(僕は素晴らしい日々を大声で歌いたい気分になった)

落ち着いたところで、朝食を摂る。
ベストに入れておいたセブンイレブンのおにぎりは潰れていたけど、まあ何と美味しいこと。

それから正午まで釣り歩いた。
川が続く限りポイントが無数にある為、なかなか切り上げられないのだ。

幾度か、黒い魚影がチェイスしてきたり、バイトも幾つかあったが、ヒットまでには至らなかった。
(イワナが、岩の陰に隠れたり出たりするところがかわいかった)

魚達はこの流れの中で生きているのだから大したものだ。
当たり前だけど遊泳力は凄いもので、魚達はかなりの速さで流れの中を縦横無尽に泳ぐ。
抜群のロケーションで、そんな魚達が遊んでくれたのだから、大満足ではないか。

久々に満足して、早々東京に帰る事にした。

*それにしても登りは5時間以上も掛けたのに、下りは10分でスタート地点に戻ったのには驚いた。

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