バチ抜けのサイトフィッシング

2011.2.21

 

満月が光る闇夜の上空に、一本の光が線を引いた。
それほど短くは無い時間だったから、飛行機か何か墜落したのかと思ったが、途中流れ星だと気付いた。
冬の澄んだ空気では、流れ星は見られやすいが、それが都会のほぼど真ん中で見られるのは感慨深いものがある。
それは丁度、オープンエリアでどうも北風が強くて釣りにならなく、まさに場所を移動しようとした時だった。

前回の釣行は空振りに終わり、殆どベイトも何もない場所にルアーを打ち込んでいた様だ。
とにかく東京湾奥は、まだモヌケノカラ状態と言う感じが否めない。

バチが抜けるのも後少しと思い、風裏の運河ポイントを数か所廻る。

そして、チャンスが来た。
バチが抜けていたのだ。

しかも、もれなくシーバスも付いてくると言う何とも豪華セットのポイントだった。
時たま、ボシャっとバチを喰う捕食音が聞こえる。

良く見ると(良く見なくても)、足元でもシーバスがバチの下からソロリと近づいてバチを喰うシーンも見られる。
シーバス自体小型だが、まあこれはこれでサイトで楽しめそうだった。


バチ

バチは15センチ以上ある、結構大きな物が泳いでいた。
知らないヒトが見れば、魚か何かが泳いでいるのだろうと思うが、良く見たら気持ち悪くなってその場を立ち去るだろう。
ここは、迷わずニョロニョロの長い方のルアーを投げる(持っていて良かった)。
でも、これが中々喰わない。
シーバスはこれ程ゆっくり泳いでいるバチを手当たり次第喰うと言うわけでもなく、一応警戒しながら捕食している。
しっかりと明暗を利用したり、駆け上がりを利用した、シーバス特有の捕食の仕方だ。

リール一回転が3、4秒位のデッドスローを心がけ、明暗をきっちり引くとチェイスしてくるが、中々バイトしない。
そんな中、リアルバチはしっかりと捕食されるのだからこれが歯がゆいのだ。

逆側を見ると、これまたバチが沢山漂っていた。
バチにとっては文字通り命がけで、子孫を後世に残すための繁殖行為。
シーバスにとってはベイトの少ないこの時期、容易く餌を獲ることができるから、彼らも必死であるのだ。
普段なかなか間近で、シーバスの捕食シーンは見られないので、じっくり見たい気もする。

バチが泳いでいる層より多少深くレンジをとってやる。
シーバスが2匹位ルアーの後ろに着いてきて、溜まりかねてバイトしてくる。

40クラスだけど、サイトフィッシングだから気持ちがいい。
中々喰わすのが難しいが、バチパターンはそれはそれで面白い。
マッチザベイトが成立する。

真ん中の駆け上がり付近でいくつかのバイト後に、やっと乗ってこれが結構重い引きだったがフックアウト。
多分、その正体はマルタだったのかもしれない。

シーバスだけではなく、マルタもバチが好物らしい。
この時期のバチは非常に柔らかく、地上に上げると柔らかすぎて液状になってしまう。
まるでエイリアンもののSF映画の様だが、魚はこんな物食べて美味しいのかね?

逆側にポイントを移し、明暗を狙うとゴクっとバイト。
デッドスローで狙うとやっとヒットした。

抜きあげるとマルタがシャチホコ状態で上がってきた。
落ちが着いたところで撤収。

バチパターンでも、中々バイトさせヒットに持ち込むのは難しいのだ。
因みに、この夜は気温5度と寒かったな。

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