オネエさんフラッシュビカビカ攻撃

2013.2.16

かれこれ2ヶ月半釣りに行ってない。
殆どモチベーションも下がりっぱなしで、やっとD氏と初釣りに行く機会が出来た。
彼と僕は今年は厄年なので、車の中でそんな話をしつつポイントへ向かった。

場所は千葉のサーフエリア。
なんだ、これじゃ去年の釣り収めと変らんじゃないかと思ったが、まあそのリベンジでもある。
しっかりウェーダーを履きこんでの釣り。
それと新しいアイテムとして、ライフプルーフというiPhone防水カバーを奮発した。
僕は過去にデジタルカメラを4台も水没させぶっ壊している為、その辺は万全にしたつもりだ。

この日は天気は良いが、とにかく風が強い。
北風なので一応追い風となるが、ルアーを飛ばすとどうしてもカーブしてしまうのは、もちろんキャストするのが久々だからではない。
それ程凄い風で、折角初釣りなのにこんな酷い状況では、いくら湾奥に魚がチラホラと戻ってくるこの時期でも魚を拝むのは難しいだろう。

鈍った体に容赦なく、冷たい風やそれに俟った潮と砂埃が吹きつける。
幾ら完全防備とは言え、ずっと海に浸かっているから次第に寒くなってくる。
とにかく指先が冷たい。

仕方なく一通りチェックし、ベイトも居ない状況だったので、暖かい場所へ避難する。
その辺に居た猫と戯れて、まったりし一休みしまた釣りを再開する。
30分くらい海に浸かってロッドを振ったが、バイトも出ないのでさすがに心が折れてきた。

ホントに魚居るのだろうか?と。

冷たくなった指先を襟に突っ込んで暖めて(やはりポケットかなんかがあってそこにカイロでも入れてければ良いんだけど)、D氏の所へと戻る。
するとD氏は何やらしゃがんでいるので、さすがに寒くて凍えているのかと思いきや、何やらやらかしてしまったらしい。
そのタダナラヌ気配が、無造作にしゃがみ込んだ格好からにじみ出ていた。

彼の手元には、どこか汚い所から引き揚げられたかのように汚れ、そして無残に壊れた物体があった。
それがつい先ほどまで、彼の手の中で美しい画面を映し出していたスマートフォンと分かるまで、僕は優に5秒は掛ったろう。

経緯はこうだ。

まず、70センチくらいのシーバスが釣れた(やはり居る所には居るんだな)。

それで、スマートフォンのカメラで写真を撮って気持ちよくリリースし、しばらくそのポイントを離れ歩きだした。

歩いている時にふと違和感を感じ、後ろを振り返ると、スマートフォンを引きずって歩いていた。

ジップロックに入れてはいるが、そのジップロックの中に水が溜まっていて、急いでスマートフォンを取り出すとバイブレーションとフラッシュが連続していて、これはもうダメだと。

ポケットに入れてファスナーをしたつもりが、ファスナーを忘れたみたいでそのまま気付かずにポロっと落ちてしまったのだ。

もちろん、折角釣れた70センチ近いシーバスの写真も見ることはできない。
犬の様にスマートフォンを引きずっていたなんて、考えれば考えるほどあり得ない光景なのだ。
こんなんだったらシーバスなんて釣れなきゃ良かったと言いたいが、もちろんシーバスが悪いわけでもない。

この北風ビュウビュウな状況でシーバスが釣れたことは凄いが、そんな事より急遽docomoショップへと駆けつけた。
他の客でごった返しているdocomoショップのオネエさんに、水没したスマートフォンを渡したのだが、電源を入れた瞬間ビカビカっとフラッシュが点滅した。
オネエさんは間近でフラッシュを浴びてしまったもんだから、「わっ!」と叫ばずにはいられなかった。

やはり厄払いはやらなくちゃまずいのかもしれなと思った。
全く前途多難な初釣りになってしまった。

結局、その日はさらに風も強まり、門前仲町でいつもの付け麺を食べて撤収したのだった。

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