中禅寺湖のトラウト

トラウトの聖地とも言われている日光の中禅寺湖。

何度か日光へ行くたびに何時かは中禅寺湖で釣りをしたいなと漠然と思っていた。

ただ、いざ中禅寺湖で釣りをしようとすると、まず本当に釣れるのだろうか?とも思う。

それだけこの湖は釣れないらしいと言う事を聞いているからだ。

しかし、願わくは日本では中禅寺湖でしか存在しないレイクトラウトが釣りたい。

 

まあ、半日中ロッドを降っていれば何かは釣れるだろうと、深夜0時から東京を出発し2時間あまりで現地に到着。

夜間でもやってる釣り宿で釣り券(2160円)を買い求め、少し仮眠してから山に入っていく。

中には暗がりの中(とはいえ月明かりが明るい)早々ポイントに向かうアングラーも居る。

流石に標高1000メーター以上の所なので寒く、手が悴むほどであった。

 

釣り開始時間が4時なので僕らも彼らを追うように、山道をライトを点けてポイントに向かう。

ポイントに向かうとは言え基本的に良く分かって無いので、最初は他のアングラーを横目に見ながら開いている場所を探すのだ。

中禅寺湖は大きな釣り堀と言われるくらいアングラーが多く、特にフライフィッシャーマンが目立つ。

 

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いざ立ち込むと水温はかなり冷たく、フリースを着ているとはいえやはり寒い!

朝方はチャンスだと思いルアーを投げるも、一向にバイトもでず見る見る内に日が昇ってしまった。

水面の至る所で波紋が出ており時たまライズもあるが、とにかくワカサギが凄い数の為なのかどうか分からないがルアーには目もくれない。

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ちなみにD氏の方は、ベストやウェーダー、ランディングネットなど渓流の出で立ちだが、僕は湾奥シーバスのスタイルで、しかもネットも大型の物なので少々気恥ずかしいのだ。

そもそもタックルの方もシーバスタックルのままだし、ルアーもトラウト用が少々で後はシーバスの物を代用として使っている。

 

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ポイントを岬よりに移す為、山道を歩くと徐々に暖かくなってきた(ネットがデカイのでかなり歩きづらかった)。

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ここでもワカサギが凄い。

それと日が登ると信じられない事に、山からヒグラシに似た鳴き声の蝉がわんわんと鳴き出した。

次第に気温も上がり何だか雰囲気は夏のようになってきた。

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虫パターンか、ワカサギパターンか分からないが、とにかくベイトになるものは沢山あるって事。

シャローを狙ったり、ディープエリアを攻略するためにスプーンも揃えてきたがこれにも反応がでない。

中禅寺湖はとにかく水深があり、スプーンをボトムまでカウントダウンするが、着底するまでかなりの時間が掛る。

レイクトラウトを狙うとなると、どうしてもそう言ったボトムを意識した釣りをしなくちゃならんのだ。

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結局色々やってみるが一向に音沙汰なく、体力を消耗して午前の部は終了。

他のアングラー達も魚をあげている感じはなかった。

昨夜からずっと行動しっぱなしなので疲労困憊で午前の部は終了。

 

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ポイントを国道側に移し、ここで一旦休憩。

超高カロリーホットサンドと、僕がコーヒーミルを忘れたので煮出しコーヒーで腹を満たす。

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遠征に行くと何かしら忘れ物をしてしまうが、折角コーヒー豆を持ってきてもそれを挽くミルを持ってこないとはまったく何やってるんだかと自己嫌悪におちる。

それにこの煮出しコーヒーのまずさと言ったらもう。

せめて石で豆を砕けばよかったと後で後悔。

 

木陰で仮眠後少し風が出てきたが、この国道沿いポイントでもロッドを降るが全然釣れない。

そもそも周りでやってるアングラーもダメそうで、ダブルハンドのフライロッドをブオンという音と共に降っているのを見るとなんだか大変そうだなと思う。

埒が明かないので夕方狙いは山側に移動する。

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手前数メーターは岩場で少し浅いが、その先はかなりのディープエリアになっている。

風が吹くとボトムと取るのが難しいが、根気よくディープエリアをスプーンで狙ったり、シャローもミノーで色々探ってみる。

やっぱり全然バイトも出ない。

中禅寺湖は難しいと言われてはいたが、これほど何も無いと次第に嫌気がさしてくる。

小さくても何でも良いから釣れてくれないと何のためにここまで来たか分からん。

 

暗くなってくるので18時まで釣りをしようと言う事でポイントを替えながらロッドを降る。

ポイントを替えると言っても、ほとんどアングラーが入り込んでるので、その隙間を選んで釣りをする。

ポイント的に良く分からないので、周りにアングラーが少なく、掛け上がりが分かりそうな場所を探す。

そうやって掛け上がりであろうポイントにスプーンを沈めていると、案の定掛け上がり部分にルアーが引っかかってしまいロストしてしまった。

 

もう日も傾いてきて時間も限られているのに一度もバイトも無く、それでもノットを組みながら万が一に備えてロッドを降る。

スプーンでのディープエリア攻略は難しいしロストしたばっかなので、殆ど諦めモードでスピナーで表層を引いた。

こんなんじゃ何も釣れないよなと思った矢先、5メーター手前位でジョボ!と魚がヒット!

これはデカイと一発で分かる様な重みがロッドに伝わった。

そのワイルドな引きに少々怖気づいたが、ドラグ調整をし岩場でラインが切れないように魚をいなす。

ドバドバっと水面にオレンジ色の魚体が光った。

何の魚だ?結構大きそうだ!頼むからバレるなよぉぉぉ...。

 

弾き味に関しては、秋口のスズキクラスっぽい感じだ。

最後は強引に寄せ、ランディングネットを差し出しネットイン!

(この時ばかりは大型のネットを持ってきて良かったと思った)

ウッヒョー!ブラウントラウトだぜ。

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メジャーを持ってこなかったが60有りそうな感じだ。

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男体山をバックに物持ち。

いやあ、嬉しいな。

湯の湖でやった時もこのスピナーで大きなニジマスが釣れたんだった。

日が暮れるにつれ虫も沢山飛んでいたので、虫っぽいスピナーが効いたのだろう。

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これをきっかけにジアイが来てるんじゃないかと思い、釣り収めの19時近くまでやって終了。

結局、釣りたかったレイクトラウトは釣れず、ブラウントラウト一尾だけだったが、まあ釣れたので良い釣りが出来た(天気も良かったし)。

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それにしても疲れた。

 

それと後で知ったのだけど、この日の午後に山側で熊が出没したらしい。

ちょうど僕らは国道沿いで昼寝をしてたので遭遇しなかったのは幸いだったが、そう思うと鈴くらい付けなくちゃならんのかなと。

安全第一、釣果第二なのである。

 

 

 

 

 

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