史上最短の頂上達成(北奥千丈岳)

”史上最短の頂上達成”

相棒からのメールにそう書いてあった。

今回の山は北奥仙丈岳と言う山で奥秩父の山だ。

南アルプスの仙丈ケ岳と混同してしまうが、奥秩父の山である。

山梨の塩山からバス、タクシーを使って大弛峠まで行く。

大弛峠は、一般の車で行ける日本最標高の峠で2365メートルある。

峠までは一般道があるが、かなり道も狭いのでバスでは行けず一般の乗用車で行くのだが、これがかなりのワインディングロードなので、急カーブ急ブレーキの連続で気持ちが悪くなってしまった。

やっとの思いでそこに降り立つと、これがもう寒いのなんの。

今までずっと夏みたいに蒸し暑かったから登るときはTシャツかなと思ったが、これはフリースや手袋が欲しいところ。

それに霧が掛っていて展望なんて期待できない。

動いてないと寒いので、峠の駐車場から直ぐにある山小屋を左手に見て、北奥仙丈岳を目指す。

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登山道は木の階段になっており、非常に登り易い。

山頂まで一時間とあるから、今までと比べるとまさに史上最短なのである。

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さすがに動くと体も温まってきた。

登る途中で『夢の楽園』と言う展望が開ける箇所があり、そこに寄ってみる。

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が、霧が出すぎて展望はほぼゼロに近い。

夢の楽園だから、夢のように真っ白でおぼろげなのだろう。

ここが北アルプスとかだったら残念に思うが、奥秩父だから正直まあ良いかと許せる。

それに足元を見れば秋を感じる事も出来る。

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更に標高を上げると分岐点が出てきた。

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左が国師ケ岳で、右が北奥仙丈岳となってる。

相棒曰く、国師ケ岳まで7分くらいだよとの事で、ホント?と思ったが、国師と北奥千丈はそれぐらいで行ける距離にある。

うーむ、どっちらから登ろう...と言うかどっちでも良いよ。

その先の甲武信ヶ岳は5時間くらい掛り、さらに逆側の金峰山もその位掛る。

甲武信ヶ岳金峰山は登った事が有るので、今回は奥秩父の山脈の真ん中を登ることになる。

もし大弛峠がなかったら、この山は相当秘境になると言う事だ。

でもこの峠のお陰でジーンズでも登れるお手軽な山になってしまう。

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登山開始からあっという間で(まあ一時間くらい)国師ヶ岳山頂。

霧で何にも見えない。

直ぐに下山し、先ほどの分岐点へ戻って北奥千丈岳を目指す。

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標高にしたら2600メーターオーバーだから結構な高さに居るんだよなあ。

それでなんの苦労もなくお隣の北奥仙丈岳に登頂。

北奥千丈岳はこの界隈では一番高い峰だ。

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一瞬霧が取れて青空が見える。

北側は金峰山が見えたり、北アルプスも見えるのだが、残念ながらガスってて見えない。

足元は前に釣りをした事が有る川上村だ。

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時間も中途半端なので下山する。

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バスの発車まで時間があるので、峠の反対側の朝日岳に登るのだ。

峠の山小屋で昼食アンドコーヒーブレイク。

寒いのでカップ麺が美味い。

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この峠までは一般車もかなり来ているが、バイク、更には自転車で来るツワモノも居る。

ただこの天気なので、折角きたのにちょっと残念だよね。

天気は回復しないし、もう寒いのなんの。

真冬並みに寒く、せめて少しでも日が出ていれば温かいのだろうなと思う。

朝日岳を目指そうと思ったが、タクシーの発車まで微妙な時間になってきた。

この天気で朝日岳の山頂を登っても見える景色はガスガスだし、かと言って動いてないと無茶苦茶寒いので、途中まで登る事にする。

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こちらの山道はグチャグチャ状態で、山頂から降りてきた人の足元はかなり泥だらけになっていた。

でもこちらの方が、山を登ってるという感じで良いし、しかも苔むし度が凄い。

隣り合わせの山だが、こうも趣が違うのは面白い。

確かに木道の階段とかは楽だが、単純に山の自然を愉しむのだったら朝日岳の方が良いかな。

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相棒は取りあえず朝日峠まで行くみたいだが、僕は周りの苔むした森が気に入り写真を撮りまくってた。

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霧も良い感じに出て、時折日の光も混じる。

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こう言った風景はさすがに標高が低いところでは無いので、これはこれで良かったと思った。

山梨県と長野県の境界標識も苔むしている。

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同じ山脈でもまるっきり雰囲気が違ってくるのだなあ。

十分堪能して14時50分の乗り合いタクシーにて山を降りる。

下りも少し車酔いをしてしまったが無事下山。

日焼け止めクリームも必要なく、それに持って行った水も一滴も飲む事が無かった登山であった。

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