大菩薩峠縦走

今年初の登山は山梨県にある大菩薩峠へ。

 

それにしても、朝の甲府行きの中央線は、その殆どが登山目的の人たちだった。

甲斐大和と言う駅で降りて、そこからバスに乗るんだけど、バス一台では到底乗れない人数。

結局、もう一台バスを呼びますと言うことになり、暫く待たされるのかなあと思ったが、ものの3分くらいで2台目のバスが来た。

 

上日川峠からスタートするが、もうここは既に標高1590メートル。

山岳部なのか若い人たちも多く、「ええー、今日の目標はみんなから脱落しないように頑張ります」とか言ってる。

 

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標高が高い故、思ったよりも涼しい...と言うか寒いくらいだった。

木漏れ日が実に気持ちがよく、梅雨前の貴重な天気だ。

 

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知らなかったけど、大菩薩峠は2000メートルもあり一応百名山という事だった。

それにしてもやっぱり緑が沢山あって良いなあと思う。

 

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少し登ると福ちゃん山荘が有り、そこからコースが二つに分かれるのだが、大体の人は右側のコースを行く。

僕らは、急騰のコースを選び、稜線を目指す。

やはり急騰は息が切れる。

心臓が、バクバクと鳴り響き、日もだいぶ登ってきたので暑くなってきた。

 

後ろを振り返ると、雪を被った富士山が現れた。

錯覚で高さ的に同じくらいに見えるが、もちろん富士山の方が1000メートル以上も高い。

ダム湖が見えるが、これは大菩薩湖という人工湖だ。

 

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富士山を見て右側には甲斐大和の街並みとその向うに南アルプス。

そして左手には大菩薩峠の稜線が続く。

今回は湖の稜線を縦走し、やまと天目温泉まで歩くのだ。

そうとう歩く山旅なのだ。

 

そしてまだ午前中の内に雷岩と言う箇所に到達し縦走路に入る。

大菩薩峠のピークである大菩薩嶺へは行かず、それを背中にして稜線をひたすら歩く。

僕らはピークを目指さない逆のロングコースなのだ。

 

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縦走路は道がなだらかで歩きやすく、峠を抜ける風も心地よい。

小さな子供も登っているから、まあわりと初心者でも登り易いコースかもしれない。

通り過ぎる人には「こんちは」とか挨拶するのだけど、朝の電車で前に座っていた男性4人組とすれ違って挨拶した時は、何か変だなあと思った。

 

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少し行くと、山荘が出てきた。

そしてここからアップダウンのきつい登山になる。

驚いた事に自転車を担いで登ってる人が居た。

あまりにも大変そうなので、ついつい「いやあ大変そうですね」と声を掛けたら「しんどいですよ」と帰ってきた。

まあ、下りは楽そうだけど、やりたい事をやるのは大変だなと思った。

 

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黙々と歩いてさすがに腹が減ってきたので飯にしよう。

 

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定番のカップ麺だが、これがまた最高!

風も気持ちが良いし昼寝でもしたら天国だろうなと思ったが、まだまだ先は長そうだ。

 

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ここから先は殆ど登山客が居ない。

そりゃそうだ、みんな山頂を目指すよな。

でも、また人が疎らだからさらに開放感がある。

 

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山脈って平じゃないから、降りて登ってを繰り返す。

この登りがまたきつい。

森の中は色々な鳥が鳴いていて、一体何種類くらいの鳥がいるのだろう?

たまに猿か鹿かわからないけど、小動物の鳴き声も間近に聞こえてきた。

 

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森に入ったり、草原に出たりする。

朝から何時間歩いてるのだろうか、流石に疲れてきた。

アップダウンを何度も繰り返してると、中央アルプスを縦走した事を思い出す。

あの時は、山を越えても越えてもゴールには着かず、一体山を幾つ越えればいいのかと悄然したのだ。

 

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やっと、黒岳という山が見えてきた。

たぶんあれを超えればやっと下山出来るだろう。

 

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しかし、考えてみれば、日本て山ばっかりだよな。

そう言えば先日、食堂で昼食を摂っていたら、横の若い女性二人の世間話が耳に入ってきた。

「私の出身山梨なんですよ。山梨って何もないところですよホントに。山と川しかない」

と話していたが、確かに東京の中心部と比べちゃうと緑色の割合が凄い。

中央線や中央道で、高尾から先の山梨方面は、山の中を突っ切るので山かトンネルだもんね。

 

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そして、下山途中に見つけた小動物の骨。

最初鳥だと思ったが、これは多分小鹿か何かだろう。

 

ストイックな下山をしてると、やっと沢に出くわした。

縦走路付近の道は乾燥していたが、やはり山は多くの水を蓄えている。

 

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水は冷たく、実に綺麗だ。

山頂も良いけど、この水辺も非常に美しかった。

 

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いやあやっと下山。

下山の時におじさん二人とすれ違ったが、なんと車を置いた場所と違ったらしく、また分岐点まで戻るらしい。

車での登山は自由度が増すが、下山の事を考えるとそうでもないのかなあと思ってしまう。

でも、今降りてきた道をまた登って行かなくちゃと思うと、これは気の毒に思う。

 

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やった!ゴール!と思いきや、この車道を1時間半降らなければならない。

ひょええ...。

ここはかなり気合いを入れて最後の力を振り絞り早歩きをしをした結果、1時間前のバスに間に有ったのが奇跡であった。

 

久しぶりの登山だから、次の日は足腰が痛かったよ。

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